出張封印サービス
出張封印とは
出張封印とは、新しいナンバープレートを陸運局や自動車検査登録事務所へ、車を持ち込まずにご自宅の駐車場などでプレートを取り付け施封することが可能となる制度です。
自動車登録制度と封印
自動車の登録制度には、以下の2つの目的があります。
自動車の登録制度の目的
- 所有権を公証し、第三者対抗要件を与えることにより、ユーザの所有権を保護し、車についての法的安定性を確保する。
- ナンバープレートを交付し、自動車の識別を可能にすると同時に、個々の自動車の保有実態を行政的に把握する。
そしてこの2つの目的達成と担保するため、現車とプレートの一体を確保する観点で、
車台番号 と 登録番号(ナンバープレート)
を確認しプレートを取り付け、左上のネジに銀色の封緘をボルトに被せて、容易に取り外せないようにします。これを封印といいます。
封印の取付
では封印は自動車手続きの流れの中で、どのタイミングで行うのでしょうか?
封印はナンバープレートの取り付けのとき
それは車庫証明を取得し自動車登録をして、新しいナンバープレートが交付された後に封印します。※1
但し、この封印は現車と登録情報を紐づける重要な作業となりますので、勝手気ままに誰でも行なって良いものではありません。封印作業が可能な資格者のみです。自動車の所有者もその資格者には含まれておりません。
封印資格者のみが封印作業が可能です!
通常は、登録の際に陸運局や登録検査事務所へ現車で行き、その場で封印する担当の方に施封してもらいます。ご自身ではできない作業です。(軽自動車には封印制度はありません)
※1 管轄の変更がなく、新しいナンバープレートの発行が必要ない場合は、封印作業も必要ありません。
出張封印制度
上記の通り、通常は現車を陸運局等に持ち込む必要があるのですが、なかなか持ち込むのが難しいケースもあることから、封印できる資格を4つの登録団体が与えられております。
封印資格保有団体 | |
甲種 | 下記の乙・丙・丁以外のもの。陸運局に併設されているナンバーセンター |
乙種 | いわゆる自動車ディーラー |
丙種 | 一般社団法人日本中古自動車販売協会連合会(中販連) |
丁種 | 各行政書士会 |
当事務所は、自動車手続きに精通した行政書士事務所であり丁種の資格のある事務所です。
お客様のご希望・ご依頼でご自宅駐車場での封印作業が可能ですので、是非ご相談下さいませ。
当事務所の出張封印
出張封印費用
出張封印 | ||
ナンバー | 報酬 | + 交通費 |
足立・葛飾・江東 | 7,700円 | 0円 |
品川・世田谷 | 9,900円 | 1,500円 |
練馬・杉並・板橋 | 9,900円 | 1,500円 |
多摩 | 11,000円 | 2,000円 |
八王子 | 11,000円 | 2,000円 |
春日部(草加市・八潮市・三郷市) | 7,700円 | 0円 |
松戸(松戸市) | 7,700円 | 0円 |
出張封印の流れ
①まずは行政書士の丁種出張封印が対応可能かどうか確認致します。
↓
②登録手続き後、封印をする日時と場所をご依頼者と調整します。
↓
③当日、弊所担当者が新しいナンバープレートを持ってご訪問します。基本的にご依頼者にナンバープレートの取り外し・取付をして頂きます。(大切なお車へのキズつけによる賠償トラブルを回避するため)
↓
④自動車と車検証情報を照合し、封印を施封します。
↓
⑤車体番号と施封後のプレートの写真を撮らせ頂きます。(業務完了報告や記録保存義務のためです)
出張封印ができないケース
以下のケースの場合、出張封印のご依頼をお断りさせて頂くこともあります。
- 留めているネジのネジ山が潰れてしまっている場合
- ネジが防犯タイプの特殊なネジの場合
- 購入元が、自動車ディーラー(乙種資格)や中古車販売店(丙種資格)の場合
自動車登録と同時に新しくナンバープレートの変更が必要な方で、陸運局などにお車を待ち込む時間が無い方、面倒な方は一度当事務所へご相談下さいませ。